2009年11月27日金曜日

古いパソコンとVine linux4.2

自分の小遣いも少なくなって、ここ10年は新品パソコンと無縁な自分である・・・。
マラソン申込代、遠征代、シューズ代、通院費・・・とてもパソコンにお金はかけられないのだ。

で、1年前に中古で貰ったノートパソコン(Lavie770 セレロン750MHZ)の電源部分が壊れてしまった(接触が+もーも逝かれている,もらったときからCD/DVDも動作しない)。修理中に、誤ってキーボードまでたくさん壊してしまった。この再生は諦めた。
そこで8年以上前に買った中古のversapro va45h(セレロン450MHZ)を生き返らせて活用することにした。ハードディスク20G,メモリ196MB。

問題は入れるソフト。用途はインターネット閲覧(youtubeも含む)とその印刷、メールの送受信ということにして、それを満たす軽い物・・・と考える。ようするにネットブック+印刷さえOKならです。

動作させるOSの選択が難問。ディスク容量は問題ないとして、CPUとメモリがとても貧弱。
UBUNTUはバージョンによるけど、RAMは512メガ以上,CPUクロックは1.7ギガ以上でとっても無理。
軽量級で知られるVine Linuxは、Ver5に最近上がっている。調べると、CPU Pentium 1GHz 相当以上 (i686クラス以上推奨)、メモリ 256MB以上 (512MB以上推奨)
どちらも無理。

で、こうなったら、古いがvine linux 4.2に決定。pentium3でメモリ128以上でいいようだし(それでも、快適とは言いがたい)
昔vine3.1までは使っていたし、馴染んでいるし。
で、インストしたが、動作は思った以上には、まあ良好。ぎりぎり及第点かな。

Bon Echoというブラウザ(firefox2)が入っているが、firefox3に変更。
acrobatは7で満足。YouTubeも、PDFも見られる。openofficeは、重いので、あまり使わないだろう。

でも、問題は無線LAN系とネットワーク印刷。vineは、はまると泥沼になるので恐ろしい。(開発者のみさなんごめんなさい)

うちでは、中古品の無線LANを2つ置いていて、wifiのDHCP設定と、手動設定の2基地。
子機はBuffaloのWLI3-CB-G54L(子機は新品で昔購入した)。これは、linux用ドライバなど無い。
ネットで調べるとbuffalo無線LAN群は、windows用のinfファイルをndiswrapperで読み込んで動作確認が取れている模様。それにあやかってやってみると、動作OK。ついでに起動時に動作させることにした。

次に、OSも機種もハイバネーション[休止モード]にも対応しているので、これは簡単に設定(ちょっとバイオスいじる)。

最後に印刷。これが嵌まった・・・。
家にあるかなり以前に中古で買ったNEC multiwriter 2250H(製造年2000年4月トナーはまだ3本もあり)で印刷できればいいかな・・・ということでチャレンジ。
これが結構泥沼に・・・。
※これも中古だがデスクトップ(ubuntu)では簡単に接続できている。

このプリンターはNPDL、ESC/P対応でpostscript非対応です。
ネットで探しても、こんなもの使っている御仁は見当たらない。
試行錯誤の上、cupsで、unixプリンタ(LPD)でやるとうまくいったではないか。
※ドライバは、NPDLがデフォで入っている。

問題は、いろいろな場面での印刷。といっても、テキスト、HTML、PDFくらいできればいいやっと。

PDF印刷だけができない。
ネットで調べると、vine4.2のgsの7のファイル類にはバグがあるとの事で、修正。
それでもacrobat7からpdfは印刷できない。なにやかにやしているうちに、gvでpdfファイルが見られることに気づく。
さらにgvでpdf文書を印刷してみると、うまくいった。

というわけで、あまり泥沼にはまりたくないので、これで良としよう。

なんだかんだで、こんな中古品生活でも快適になりました。
このパソコンはこの先壊れたら、もう本望でしょう。
開発者のみさなんありがとね。

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